テラゾーTerrazzoとは

テラゾー素材_事例

テラゾー

テラゾーとは大理石などの砕石を樹脂などと混ぜ、高い意匠性を演出する建築の内装仕上げの工法です。そもそもテラゾーとは、イタリア語では「Terrazzo(テラッツォ)」。日本では「テラゾー」「テラゾ」と呼ばれています。語源は、19世紀以前、イタリアの石職人達が大理石の砕石とセメントを混ぜ、テラスの床に注ぎ、多くの人々がその意匠性を楽しんだこととする一説があります。現代では、大理石に関わらず、花崗岩(かこうがん)等を粉砕した粉(種石)や樹脂を混ぜることで、天然石に比べ安価で、耐久性にも優れる内装材として人気が高まっています。手入れもしやすいことから、床材だけでなくキッチンや店舗のカウンター等でも世界中で利用されています。

テラゾーの歴史

テラゾー素材_事例

発祥はイタリア(ヴェネチア)と言われ、その歴史は古く、19世紀以前とも言われています。当時、大理石が貴族の為の石材であった時代のイタリア、石職人達は大理石と花崗岩を採石するためにダイナマイトを使用していました。その爆発により、多くの大理石の破片が砕けちり、その破片を石職人らがセメントと混合したことがテラゾーの発端と言われています。その後、多くの人々がヨーロッパからアメリカへ移住した時代、テラゾ―もまた貿易を通じ大西洋を渡り、そして世界へ広がりました。

テラゾーの進化

当時テラゾーはセメントで固められていましたが、今日はモルタルや樹脂に大理石などの砕石粒をまぜ、光沢を出した人造石に進化しています。最大の特徴である高い意匠性が世界の建築で認められ、その用途は当時のテラスの床材から発展し、現代では高級感を演出するキッチン天板や、ナチュラルを演出する什器や家具など多岐に渡ります。近年では、建築だけに関わらず、プロダクトでもテラゾーが用いられ、いわばモンドリアン柄の様に、普遍的なデザインとして認知されつつあります。

スタロンのテラゾーが選ばれる理由

そもそも、テラゾーの最大の特徴は、大きな砕石がもたらす、高い意匠性です。その中でもスタロンのテラゾーは特に砕石のチップが大きく、さらにチップとして使われる石材も豊富です。御影石、大理石だけでなく、サンドストーン(砂岩)やライムストーン、安山岩、凝灰岩など、豊富な種類の石材が空間に高度な意匠性を提供します。さらに、フラットでシームレスな人工大理石の特徴はそのままに、骨材の調合により、抜群の安定感であらゆる空間へもお使いいただけます。詳しく知りたい方にはカットサンプルを無償でお届け致しますのでお問い合わせ下さい。

テラゾー素材_事例

お問い合わせcontact us